• 田丸橋

    CATEGORIES:
    旅行記
    DATE:
    2017-08-13

     

     

    愛媛県内子町の山中にある、杉皮で屋根が葺かれた「田丸橋」を見に行きました。

    洪水で橋が流されないように高い位置に掛けられて、昔は生活道と、物産倉庫として

    使われていたそうです。

    屋根付き橋、好きです!

    yuri

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    長年の念願であったコルビジェによるフランスのロンシャンの礼拝堂(1955年)に行きました。

    朝7時にPARI ESTを出発して4時間。ロンシャンという無人の駅から気持ちよく散歩しながら30分ほど。

    そこに現れたのは、よく整備され、緑化された建築群と

    その中央の開けた丘の上にある、「CHAPEL NOTRE-DAME DU HAUT」

    外からも中からも、どんな角度からも、見入ってしまいます。

     

     

     

     

    周囲の建物はすべて緑化されていて、礼拝堂からの眺めが穏やかです。

     

     

    野の花の咲く小道を散歩してエントランスに戻るとき、

    野原と思っていたところが屋上であったことに気づきました。

     

    この修道院2棟とGATEHOUSEは2011年に出来上がり、レンゾピアノの設計によります。

     

    ロンシャン発の次の電車は13時のあとは17時半なので、タクシーで近くの町、BELFORTまで行きましたが、

    次の電車は2時間あと。ゆっくりとランチをし町の散策を楽しみました。

     

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    高岡の「山町(やまちょう)筋」は、土蔵作りの商家や近代建築が並んでいます。

    1900年(明治33年)に、高岡の大火があり、繁華街での建物の新築は防火構造が義務付けられたため、当時の防火構造である土蔵作りが建てられたとのこと。

    カフェや和菓子店、博物館や工芸品のセレクトショップなど、魅力いっぱいなのですが、ゆっくり歩くには歩道が狭く、また車の交通量が多いのがちょっとだけ残念なことでした。

     

  • 瑞龍寺

    CATEGORIES:
    旅行記
    DATE:
    2016-02-19

     

    富山県高岡市にある瑞龍寺は、約350年前に建立された、加賀二代藩主前田利長公の菩提寺。

    総門を抜けると山門(写真、国宝)があり、正面に仏殿(国宝)、奥に法堂(国宝)と真っ直ぐに並んで荘厳な雰囲気です。

    また右手に大庫裏(重要文化財)、左手に禅堂(重要文化財)があり、明り障子と雨戸のコントラストが端正で美しい回廊で結ばれています。

    雪が降っていたこともあり、その静かさが際立って息をのむような美しさでした。

     

  • 吉野山

    CATEGORIES:
    旅行記
    DATE:
    2015-06-01

     

    新緑を味わいに、吉野山に行きました。

    桜や紅葉の頃と違い、今は観光客も少なく静かで、気持ちの良い山の空気をたっぷりと楽しめます。

    写真は昭和3年にできた日本最古のケーブル。(ロープーウエイ?)

    さすがの存在感。

     

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    沖縄県読谷村にある座喜味城跡。

    世界遺産の「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の一つです。

    自由な曲線の石垣がとてもきれいで、歌っているようです。

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    山口県の下関にあり、事務所兼住宅として1915年竣工したの鉄筋コンクリートのビル。

    屋上には、日本庭園や日本家屋があります。

    100年前にも、屋根を庭にしていたのですね。

    屋上の見学ができなかったのが残念でした。

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    ソウルの三清洞を散策。

    壁が本当に面白い。

    石、レンガ、瓦、漆喰、木など、様々な材料を使ってきれいにデコレーションされています。

    古い町並みもきれいに保存されていて、それを利用したカフェなどもあって。

    観光客のためにインフォメーションの「i」の文字の書かれた帽子とコートを着たボランティアガイドがそこここに立ってとても親切に道を案内してくれました。

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    西表島の祖納という集落に築140年の民家が保存されているのを、浦内川観光のガイドさんが、案内してくださいました。

    周囲の石垣は平らなサンゴを几帳面に積み上げてあります。束石もサンゴ。

    屋根は茅葺きで、軒が深く、東・南・西に縁側があり、開放的です。

    赤瓦はもっと新しい時代のものだそうですが、今は西表島には、木造すら殆どありません。

    西表島は、人の住める平地が少なかったため、今でも山と海しかないような本当に自然の美しい、希少な島です。

    できるだけ、景観も保存してほしい、それがこの島の宝物になるはず、と思いました。

     

     

     

     

     

  • 京都市中京区にある大江能楽堂をを訪ねました。

    築年数100年を超す木造劇場で少しづつ手を入れながら代々大切に使われています。

    能楽についてのレクチャーのあと、定期公演の能を見ました。

    上演中も客席も照明を落とさず明るくて、木造の空間に響く優しい音とあいまって、とても和やかなひと時。

    能は、舞台装置もほとんどなく、動きも少ないのは、「観ている人がそれぞれ自由に想像できる」為だそうです。

    日本らしいですね。