親鳥が翼を広げたような外観。
両ウイングを緑化しました。

 

2階のデッキ。奥は菜園。

 

とりの部屋。
各室、色のグラデーションで優しさを。

 

子どもを預ける経験から導いた
「こんな保育所だったら」を凝縮

親鳥がひなを包み込むような穏やかな形。子どもはすくすく遊び・学びやすく、保護者は預け・迎えにいきやすく、保育士さんは働きやすく、そんなアイデアを詰め込みました。内装や塗料は安全なものを使用。

 

御影のどか保育園
保育園 | RC | 神戸市

 

 

預けても安心、送り迎えにも配慮

自身が長年子供を保育所に預けて働いてきた経験から、「こんな風な保育所だったら」という思いを凝縮させました。

コンセプトの象徴として、親鳥がひなを包み込むような穏やかな外観に。両ウィングは緑化しました。鉄筋コンクリート造ですが、内装は無垢の床や扉、手すり、家具になめても大丈夫な自然塗料塗り仕上げです。

0歳、1歳以外は縦割りのクラスにして、大きい子が小さな子供の面倒を見たり、小さい子が大きい子から教わったりと、兄弟姉妹のように育つことが可能になるように。 また、送り迎えの保護者が室内に立ち入らなくてもよい中間領域のあるレイアウトにしています。

 

子供がすくすくのびのび育つように

子供がすくすくのびのびすごせるようにも工夫を凝らしました。子供が行きたくなる、使いやすいトイレの設置したり、 雨の日でも外で遊べたらいいのにという子供の思いを叶えるため、屋根のある広いウッドデッキの確保したり、子供がその日の気分で場所を選べるよう、高低のある天井、いろいろな大きさや位置の窓など、不整形の平面を作っています。 さらに愛着のある部屋になるよう、各部屋の色遣いが少しずつ異なります(サーモンピンク、黄緑、黄色、ブルー等)。 また、天気の良い日は、日当たりのよい1階の屋上の芝生広場で遊ぶこともできます。そこには畑を作り、収穫し、料理をし、食べる、食育の場にもなります。

 

  • プロジェクト001
    人と環境に
    負荷の少ない家

     

  • プロジェクト002
    3世代の大家族が仲良く暮らし、
    仕事と生活を楽しむために

     

  • プロジェクト003
    機能を追求、働くモチベーションも上がる倉庫兼事務所

     

  • プロジェクト004
    草屋根が看板がわり
    小さな森のようなカフェ

     

  • プロジェクト005
    自然の中に佇む
    コンサートのできるカフェ

     

  • プロジェクト006
    子どもを預ける経験から導いた
    「こんな保育所だったら」を凝縮

     

  • プロジェクト007
    夫婦がずっと住み続けた
    マンションを終の棲家に

     

  • プロジェクト008
    ローコストで
    メリハリのあるリノベーション

     

  • プロジェクト009
    「古さ」を残しつつ生かす
    築80年の町屋リノベーション

     

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