村野藤吾さんは、何かと何かがぶつかるところをとても意識して設計しています。
壁の足元をちょっと透かしたように見せてボリュームのある校舎を軽やかに見せたり。
階段と床がぶつかる部分を、浮いたように見せたりは、散見されます。
もうすぐ取り壊しの一高校舎では、手すりの足元を少し広くしたことで、逆にべったりくっつけている。踏み面に角度がついて面白
かった。
yuri
かねてより見学したかった、大阪木材仲買会館。10年を経てどのようになっているのかを、建築士事務所協会青年女性部近畿ブロック協議会大阪会女性部会の方々にお世話になり、詳細に見学させていただくことができた。
説明してくださったのは、設計者の竹中工務店白波瀬さん。
既存の桜の木を囲む形で大きなアールを描く南面バルコニー。
構造は、1階はRC造。2,3階はRCと木造の混構造で、木造部分は、すべて木製引き戸で開閉できる。
大きな軒で外部を守ってはいるが、バルコニーの木の手すりは傷んで来たので、外されており、2階はカンナ掛けで再利用、3階は更新されるとのこと。そのために、施主が塗料や樹種などの検証中とのこと。
バルコニーの段差は、木製建具を雨から守る意味と、座って桜を楽しむという意図がある。
内部は、集成材の梁と柱、無垢の床で、構成されて、避難安全検証法により、特殊な不燃材料を極力使わずに設計され、竪穴区画も無く優しい。
大変勉強になり、元気をいただきました。
大阪木材仲買協会の方々、竹中工務店のご担当の方々、大阪会の方々、本当にありがとうございました。
yuri
先日の、バイオフィリックデザインのレポートが、神戸市のホームページに掲載されましたのでご紹介します。
神戸市の公共建築が緑であふれることに違いないと確信した1日でした!
お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。
https://kobe-note.jp/n/n868ca6432872
この秋、おかげさまでYURI DESIGNは設立25周年を迎えました。
いつも応援してくれる友人や家族、素敵な施主、心を込めて作ってくれる人たち、スタッフたちに恵まれ、ここまで続けて来られたことに心から感謝します。
5年前に20周年パーティーをした時には、想像もできなかった出来事を乗り越えて、またみんなで集まり、語らい、一緒にご飯を食べ、音楽を楽しむことができる、そんな日常が戻ってきて幸せに思います。
今年は、お声をかける人をかなり少なくさせていただきました。申し訳ありません。
それでも11月3日と4日に120人余りがお越しくださり、いつものtable d’orの三好万記子さんのお料理と、cafe bistro tabataのデザートと、リカさん、しんちゃんのハワイアンユニットのリリコイ、リカさん、ヤーソさんのボサノバユニット、パウメーラの生演奏を楽しみました。
また、がんばるぞ~と、新たな力をいただきました!ありがとうございました!!
追伸;テレビを片付けたら、読書の時間が生まれました。
いつまで続くのかな?
yuri